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酒蔵・加越のご意見・ご質問・クレームコーナー

お客様からのメッセージ
 前略 ”加賀純米(パック)”の味と香りについて教えてください。先般1.8L紙パック入りを量販店で初めて購入しました。香りと甘みが口の中で拡がって大変良い味わいでした。2回目購入したときも大変おいしいものでした。ところが、3回目に購入したものは、あっさりしすぎて、味に深みが無く”並程度”の酒のように感じられました。そこで質問です。

1. 酒の製造ロットにより素人でもはっきりわかる程、味と香りに違いがありますか。
2. 2回目の酒の製造日が06.4(2006年4月)で3回目が06.2(同年2月)でした。時間の経過で味が変わることがありますか。(2回目購入8月末 3回目購入9月初)
3. 体調によって味覚が変わるかとも思いますが、いかがでしょうか。

 尚、私はビール・ウィスキー共香りと味の濃い酒が好きです。
 以上、専門家のご意見を頂けましたら幸いに存じます。
                                  (2006.10.4 大阪市 Sさん)

回答
 弊社の「加賀純米パック」をお買い上げいただきありがとうございました。ご質問に回答する前に日本酒の一般的な瓶詰のやり方を説明させていただきます。
 日本酒は、おもに冬期間のみ造られます。冬の間造ったお酒は貯蔵され、タンクから小出ししながら瓶詰します。タンクに貯蔵されたお酒は3ヶ月から1年くらいで使い終わります。蔵元はおよそ1年分のお酒を冬の間に造ってしまいます。従って、前年に造ったお酒は翌年の4月頃までの分で、その頃に新しく出来たお酒と前の年のお酒を上手にブレンドしながら出荷いたします。日本酒は、その年の米の作柄、気候等の条件により同じように造っても味わいのかわったものが出来やすいものですから、お酒の味を急に変化させないためにも、お酒の切り替え時期には神経を使います。
 また、一般には、貯蔵期間が長いほど熟成が進み、まったりとして旨味が増し、味わいも濃淳になって行きます。貯蔵期間が短ければ淡麗であっさりとした味わいですが、酒の香りは引き立っています。
 ご質問にお答えします。

Q:酒の製造ロットにより素人でもはっきりわかる程、味と香りに違いがありますか。

A:「大吟醸酒」や「しぼりたて」など、タンクによる酒質の差や年度による酒質の差を特別にアピールしたい場合には、製造ロットにより味の違いがわかると思いますが、「加賀純米パック」の場合はロットによる差はほとんど無いものと考えています。

Q:2回目の酒の製造日が06.4で3回目が06.2でした。時間の経過で味が変わることがありますか。

A:お酒は製造してから時間が経過するほど、むしろ味わいが濃く感じられるようになります。ご質問の場合、3回目に飲まれたお酒のほうが「あっさりしすぎて、味に深みがない」ということは、詰口からの経過期間を考えても考えられないような気がします。ただ、お酒は新しいほうが「香り」が引き立つものですから、3回目のほうが香りが引き立たなかったと思います。香と味は密接に関係し、香りが味わいに与える影響はかなり大きいものです。「香りが味の幅を出す」といいきる人もいるくらいです。2回目に飲まれたお酒は詰め口から4ヶ月経過、3回目に飲まれたお酒は7ヶ月経過しているため、それが原因かもしれませんが、ちがっていてもわずかだと思います。むしろ、その違いを見分けられるのはすばらしい利酒(ききしゅ)能力だと思います。

Q:体調によって味覚が変わるかとも思いますが、いかがでしょうか。

A:これはかなりあります。例えば、風邪をひいているときなど、お酒は全く旨いと感じません。程度の差はあるものの体調が悪いときは酒をおいしく感じないものです。我々も利酒(ききしゅ)をするためには、体調を整えて望むようにしています。お酒はやはり、体調の良いときに飲むものですね。

以上、お答えさせていただきました。満足のいくお答えではないかもしれませんが、不可解なところは何度でもご質問くださいませ。

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info@kanaku.co.jp


なお、お寄せいただいたメッセージは当蔵HPに掲載しますのでご了承ください。


お客様からのメッセージ
はじめまして。
 今回、初めて加越酒造さんの酒蔵開放におじゃました者です。ブログによると、参加人数約500人とか。盛況のことお祝い申し上げます。不躾で生意気ですが、感想を送らせていただきます。1/約500人の戯言としてお納めください。
 私は福井県福井市に住む30代の男です。加越さんの酒蔵開放は、メールマガジンの「いんぎら〜と」で知りました。それまでは、加越さんのホームページも、場所も知りませんでした。正直に書きますが、貴社のブランド名も、味も知りませんでした。出発までにいろいろとホームページで勉強してから伺いました。
 我家(私+妻+子供二人)と会社の同僚家族(同僚+母)、計6人で参加いたしました。早春の3月とは暦ばかりで、冷たい雨の中、車2台で向かいました。一般道のみで、ほぼ1時間の道のりでした。臨時駐車場があることもブログでチェック済みでしたのでスムーズに着きました。
 さっそく見学コースの受付をしました。ここではじめて、『工場内の見学』をすることができました。
 これまでも、私たちは同じメンバーで酒蔵見学を数ヶ所してきました。他の蔵元の『見学』は名ばかりで、順路に従って自分達で表示の看板を見てまわるだけでした。ただの『見物』でした。
 しかし、加越さんは本物の『見学』でした。受付時にパンフレット配布と衛生帽の着用。
「え〜〜!帽子まで〜〜!給食係りみたいやね。」
嫌がる方もおいでになると思います。しかし、私は感動しました。『帽子』に。加越さんの、こだわりと、やる気が伝わりました。
 中に進むと、細かい説明や見学者からの質問にも熱心に応対していただきました。先頭に説明係り、最後尾にも案内係りが付き、安全面にも気を配っていただきました。
 これが本当の『見学』ですね。『物見遊山』で終わりでは、お互いに寂しいですからね。
 「新酒しぼりたて」の味見もしました。飲み易すぎて常温で次から次へと飲んでしまいそうな、スッキリしたお味ですね。もちろんお持ち帰りしました。順路のあとのアンケート、もちろん記入させていただきました。
 お待ちかねの『利き酒コーナー』。もちろん参加しました。初めて口にする加越さんの味、4種ともおいしくて、自信がありませんでした。
 が!、なんと!!、大正解をいただきました!!!
 景品の『加賀本造り』。しっかりゲットしました。カンニングしていませんよ。(笑)
 味の違いは当然ですが、決め手は香りでした。まぁ、当った後だから何とでもいえますが・・・。
 一杯売りのコーナーも大人気でしたね。8年物を飲んでから大吟醸をいただきましたが、ミスしました。大吟醸を飲んでから8年ものを飲まないと・・・。
 「おちょこ」。いいですね〜。8年ものをじっくり味わいながら大事につかいます。
 子供たちもキャンディーをいただいて満足しています。うちの奥さんにも会場でいただいた具だくさんの粕汁を作ってもらいます。
 敷地内や、トイレもお借りいたしましたが、大変清潔ですね。蔵人の方々には、笑顔で親切で丁寧な応対をしていただきました。雨の中、路上にての案内係の方々からはとても親切にしていただき、ありがとうございました。

最後に質問です。

『こっそり純米原酒』の瓦版は、旬の瓦版ですから四季で変るのですか?決まったサイクルはありますか?
酒と食の情報・ウンチク話は酒の上での楽しみのひとつですからね。

(平成18年3月12日 福井県福井市 Mさん)

回答
 冷たい雨で寒い中、当蔵の「酒蔵開放」に遠くからおいでいただきありがとうございました。
 このようにかんじていただければ、私どももうれしい限りです。満足していただきましたことに、我々蔵人一同大変うれしく思います。
 さて、「こっそり純米原酒」の瓦版は3ヶ月ごとに更新します。出来るだけあたらしい記事を載せてまいりますので、今後もどうぞご利用くださいませ。
 このたびは、あたたかいメールありがとうございました。